温故知新 マインドフルネス
マインドフルネスと言う言葉を
最近ではよく耳にします。
瞑想のことなので、昔から
ある精神鍛錬法です。
では、なぜ最近話題になっているのかというと。。。
ここに時代背景が大きく横たわっています。
インターネットの普及によって
情報の迅速な伝達と同時に
流行の移り変わるスピードも
早くなっています。
企業で働く人達にとって効率とスピードが
今まで以上に要求されています。
同時に今までにない商品を開発するアイデア、
柔軟に対応するコミュニケーション能力が
ないと生き残りが難しくなっているのですね。
企業戦士にとって、精神的にタフであることが、
生き残っていける「鍵」となります。
脳の観点からお話すると、
右脳は創造性を生み出すところ。
新しいアイデアを生み出すためには、
脳をリラックスさせて、右脳を活性する必要があります。
20世紀はロジックが要求されていましたが、
これからは右脳と左脳の両方が協力して
新たなアイデアを生み出し、実行計画に落とし、
市場に生み出していくことが必要です。
遺伝子の研究家の村上和雄博士いわく、
私たちは脳の全体の1割以下しか使っていないそうです。
右脳をもっと開放することで、
創造的に、そして心身が疲れにくくなります。
禅の言葉で「心身一如」と言います。
昔の人は、不便さの中に、智恵を活かして
創造的に生きていたのだと思います。
そして、日本はもったいないという言葉があるように
智恵をいかして生活や仕事を営んできました。
輸入が得意な私たちですが、
実はこれからの時代のヒントは
日本の生活や文化にあるとひそかに思っています。